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2009年11月

2009-11-22

アマゾンのジャングルをさまよってみたら

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 炭焼き名人 FD火起し器 M-6638 M-6638Sportsキャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 炭焼き名人 FD火起し器 M-6638 M-6638

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日本に帰省することが決まって、アマゾンのジャングルをうろうろしてます。

アウトドアが好きな人、キャンプが好きな人、
このコンロは本当におすすめですscissors

じつはスイスのアウトドアショップにも売ってるのですが、アマゾンの価格の7倍くらいするから、びっくりしました。

これはガスとか持ち歩かなくても、
そのへんの木の枝を集めれば簡単に火を起こせて
風が吹いても大丈夫、すぐにお湯が沸かせるし、炭をいれたらストーブになるし、網を置けばグリルになるし、コンパクトにたためます。

友達が持ってて、このアイテムを知ったのだけど、これは森の中ですぐにチャイやコーヒーを飲めるし、来年の春はこのコンロでご飯を炊きたい。
たき火をするたびに、一緒に米も炊きたいと何度も思ったけど、たき火で米を炊くために鍋を置く場所を石を使ったり棒を組み合わせて鍋をつるしたりしなくていい!


今、ヘギに言われた。

『え、それいらないよ〜、別に便利だって騒ぐほどじゃないよ〜』ってさ

でも、きっと私はこっそり買って、こっそり森の中で米を炊いて、やっぱ簡単に米が炊けるね、森の中で炊く米はうまいなあ、ありがたいなあと思いたいのだ〜riceballriceball


   

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2009-11-21

スイスアルプス、カナパン、伯父さんの手、歌う息子、カフカと同じ闇

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ヘギの伯父さんは約170人が住む村に住んでいて、その村は標高1300mくらいのところにある。伯父さんは、さらにその村からさらに上へ登った標高1800mのところに小さな山小屋と牛舎小屋を所有していて、春夏は牛たちをその標高1800mの牛舎小屋へ移動させてその山小屋で過ごすらしい。
その山小屋をたまに私たちに貸してくれる。その場所は本当に静かで、伯父さんのように放牧業を営んでる人たちの山小屋だけが点々と存在している。

この時期は牛もみんな下山して村の牛舎小屋、点々としていた山小屋にも誰もいない。
5日間、どこを見渡してもわたしとヘギとカイトしかいなかった。

 
いろんなスタイルの旅行があるけど、見渡す限り誰も見つけられないくらい静寂とした自然の中で数日過ごすことが一番の贅沢な旅行と感じるようになったのはやっぱりこの山小屋を知ってから、この伯父さんの土地にお邪魔させてもらうようになってから。
だからこの伯父さんの山小屋には私はとても思い入れがある。


 
newmoon 新月だった。久しぶりに満点の星と天の川を観察した。

この小屋での夜、最後に明かりを消すと本当の闇の世界だった。
目を開けても、目を閉じても同じ闇だった。
眠りにつくまで目を開けてるのか閉じてるのかわからなかった。

こんなところまで来なきゃ、本当の闇を感じる事ができないのだから。
どうやら、心の本質を知る過程で、自分探しの過程でも、この闇と向き合わずには世界を知る事ができないことを切実に考えてしまう。『海辺のカフカ』でカフカが体験した同じ闇、大島さんはこの闇を見るためだけに森のはなれ小屋に泊まることを思い出した。


  
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伯父さんの山小屋と牛舎小屋。小さいけど何不自由なく生活できる。余生を送るときがきたら、こんな小さな小屋に住みたい。
牛舎小屋の中にはたっぷりのワラが積まれてたけど、ハイジのようにワラのベッドにして眠る勇気はでなかった。


  
  
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お決まりのカナパン。計量器なかったけど、なんとか感覚で水と小麦粉とイーストをブレンドできました。朝いちに食べるパンは小さいパンをたくさん焼く。15分で焼けるから、少し早起きするだけで朝から焼きたてが食べられる。


  
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抱っこや肩車をたまにせがむけど、カイト君にしては頑張ってたくさん歩いたと思う。
さいきんは、歌をうたうのにはまってて、歩くときはず〜っと歌ってた。
私も一緒に歌うと『ママ、ちがう』ってなぜかつっこまれる。


  

 
    
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カイトは煮えたぎってるソースをひっくり返して、火傷してしまった。小さな手に水ぶくれで腫れ上がってる。火傷したかと思えば今度は椅子から転げ落ちて、口の中が血まみれになってた。
なんだか、痛いことづくしのカイト君でした。でもなぜ痛いめにあったかなんて、すぐに忘れちゃう。
カイトはファイヤーが大好きで私たちは毎日、火を扱うから火傷の痛みだけは忘れて欲しくない。


  

     bellスイスのアルプスについて想うこと

  
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スイスアルプスはとても広大なので標高2500mのところにリゾート村もあったりしてそこにはロレックスやオメガなどの高級ブランドのショップやでかいスーパーマーケットもあってお肉やチーズならまだしもエビや魚も売ってたりする。標高2500mの山にまで来て『海老が食べたいなあ、ロレックスの時計でも買おうかなあ』なんて思いながら山でのリゾートを楽しむ人が世界にはたくさんいるらしい。
私も標高が高い場所に高級ブランドショップやスーパーマーケットが並んでるのを見るたびに、違和感を感じてしょうがない。スイスのアルプスにはリゾートアルプスとこの伯父さんの田舎のような放牧をやってる人たちだけの集落といろんなスタイルのアルプスがある。伯父さんの村にはレストランもパン屋さえなかった。買い物は下山するしかない。

そんなリゾートアルプスには皮肉にも富豪な中国人観光客が激増している。
スイスにはたくさんのチベット人亡命者が住んでいる。人々のフリーチベットの意識も広がっていて、アルプスでも町中でも頻繁にチベットの五色の旗を見かける。伯父さん、伯母さんを含め田舎の山の人たちもヒマラヤで起こってる事は他人事にできないと言っていた。

どうか富豪中国人達よ、スイスに観光に来た際にはアルプスで海老炒飯を食っても、ロレックスを買ってもいいから、この土地でたくさんのチベット人が手堅い保護を受けて生活してることも目に焼き付けて欲しい。

そんな話も伯父さんと伯母さんと語ったのでした。

山の伯父さん、自分で育てた牛と豚で近所の人たちと一緒にサラミやハムを手作りしてます。チーズも作ってます。ワインが大好きで、客が来たらどんどんワインを差し出してくる。
気性も少々、荒い。
体も手もごつごつしてて、話しててなんだか日本の荒海に出る漁師の人と話してるときと同じ感覚に陥りました。

    

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2009-11-15

味が整ってくると妙な達成感が沸きました

   

   Spinatcurry


   Karuzone


ほうれん草を食べ尽くしました。

ナンとほうれん草のカレー、タマネギを炒めてすりおろしたセロリとニンジンを入れる、ヨーグルトとターメリックとクミンとコリアンダーとパプリカを適当にまき散らしていくと、カレーな味になってきて、味が整ってくると妙な達成感が沸きます。そしてナンを石釜で焼くとその達成感がさらに増す。


ほうれん草とチーズのカルツォーネ。
ピザが成功するのはまだ先になりそうです。
今のところ、生地でチーズと具を包み込むタイプのカルツォーネの方が確実です。

    
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カイトに大ヒットしたきな粉飴。

きな粉飴は黒蜜にきな粉を少しずつ加えて練り続けます。

小さな丸に捏ねてきな粉をまぶします。

こういうおやつが、カイトにヒットするのは嬉しい。


  
明日から久しぶりの小旅行note大好きなヘギの伯父さんと伯母さんの山小屋、代々、生涯を高地での放牧生活して暮らしてたヘギの伯父さん。引退したと聞いて、アルプスでどんな老後生活を送ってるのでしょう?
2年ぶりに遊びにいくのでとても楽しみ、あのときより私のドイツ語もましになってるはずだし。


  
  


   

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2009-11-10

パン作りの最終的な目標に近づいてきた

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10月の半ばから3月の終わりまで、毎日火を焚く。

しかもうちの暖炉は石暖炉でできているので
いつも、ここでパンやピザが焼けないかなあ、なんて考えていた。

なぜ今まで、トライしなかったかというと温度計がないから。
オーブンでパンを焼くときは必ず270度まで上げないといけない。
蒸気を工夫して出さなきゃいけない。

ところがピタパンやナンやチャパティなど、平べったい生地パンは
温度とか蒸気とか難しいことなしで、失敗どころかオーブンやフライパンで焼くとき以上のできとなることがわかった。
焼成時間はたったの5分。
ナンを焼くときはヨーグルトを少し混ぜて手で生地を伸ばしてから焼くと、外側がカリッととして中がモチッと焼ける。
ピタパンは水と酵母と小麦粉だけで。発酵時にオリーブオイルを塗る。
生地は木の棒で伸ばす、すると必ずぷっくりと膨らむ。

目標は、この石暖炉でピザとバゲットとパウンドケーキも
焼けるようになること。
私のパン作りの最終的な目標に近づいてきた。

それは、計りや時計や温度計やオーブンを使わずに
小麦粉も水も酵母も自分の感覚で計ること、
焼くときにオーブンに頼らずに、火と木と石で焼くこと。

パン作りを始めた頃はこんな目標は夢のまた夢だったけど
今年は酵母菌もお庭のお恵みから作ることができたし、なんと石暖炉でパンを焼くこともできるようになってきた。
今年の冬は石釜パン作りの研究に決まりですね。
もう最初から温度計は使わずに研究することにしました。
でも、もしかして蚤の市とかで400度まで計れる温度計なんて見つけてしまったら買ってしまうかもしれないけど。

ピザが成功したらまたアップします。

    

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2009-11-08

さいきん故郷の日本がとても気になる

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かなしいできごと。

この1週間くらいはなかなか気持ちが落ち着かなかった。
日本のことが気になってしょうがなかった。
まず、佐賀県、福岡県、長崎県で頑張っているプルサーマル反対派の人たちの想いが届かず、ついに九州電力がプルサーマルを稼働し始めた。とてつもない、嫌悪感と不安感が私を襲う。

長崎になんて住みたくないから、都会に出たかったから東京に住んでた訳で、巡り巡ってスイスで子育てを始めてから、長崎県で繋がる人たち、佐賀県でおいしい海の幸やお米や蜂蜜を作ってる人たち、この土地やこの人々から学ぶことがたくさんあると、なんだか輪を描くように長崎や佐賀に自分の想いが巡り戻ってきた矢先にプルサーマルが始まることが秒読みになっていた。

その私が学びたいことがある人たちは、養蜂場をやってたり、植林活動、お花屋さん、釜炊き塩を作る人、お米を作る人、海苔を養殖してる人、たくさんの反対派の人たちは九州の食卓を支える仕事をしていて、それぞれ仕事や生活があって、プルサーマル反対運動を時間を割いてやっている。

私が生まれ育った近くでプルサーマルが始まってしまうことを知って以来、この原子力発電所を巡る日本全国の問題は私のなかで全て他人事ではなくなった。


11月8日に山口県の上関で起こった事件はとても悲しい気持ちになった

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今日の8時頃、抗議行動として、シーカヤッカーの1人が作業台船のクレーンワイアーに手をかけていたところ、作業員4人に取り押さえられ、漁船の甲板に引き上げられました。
そして、そのまま4人に手や足をおさえられ、腕で首を絞められて意識を失いました。
台船による作業が終わるまで取り押さえられたのち、別のカヤッカーが助けに入り、救急車を呼び、病院に運ばれました。命に別条はないようですが、首を絞められた影響で意識レベルが「低下」していましたが、現在はかなり回復してきました。
尚、以上のような出来事が起こっている間、出動の要請をしていたにも関わらず海上保安庁は一度も現れず、カヤッカー負傷の事故が起こった後になって駆けつけてきたそうです。

clover[詳しくは富田貴文さんのブログで


この富田さんのブログのレポートを2ヶ月前から追って見ていたのですが、小さな祝島の住民たちはこの上関原発のせいで推進派と反対派の中での憎しみや怒りが大きくなってきている。
同じように青森県六ヶ所村でも反対派と推進派での派閥が生まれ、1986年にも反対派の漁師が400人の海上保安庁や機動隊が港を封鎖したため、海上でぶつかりあった事件があったようです。

こうやって、原発を巡って小さな村や島に住む人々の繋がりが崩壊してしまうとは、とても悲しいことです。そこまで強引に計画を突き進める電力会社、カヤック隊青年の首を絞めてしまうほど、憎しみや怒りが増大している。意識を失うまで首を絞めるとは、立派な『殺人未遂』だと思う。

原子力を巡る日本のエネルギー産業は確実におかしな方向に向かっている。

カモミールは日本語で母菊(ははぎく)という。
私はカモミールのような母でありたい。


             sun

                    budpaper

    

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